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療養中 [詩音]

2020/8/16(日)[晴れ]


前回の記事で「次回は記録を」と書いたので
まず記録を更新してから最近の詩音の様子を
アップしました^^(記録が長くてすみません<(_ _)>)

退院して4日目になります
ずっと食欲が安定せずに食べたり食べなかったりで
食餌の度に気を揉んでいます
病院で詩音の食いつきの良かったdbfの缶詰も
いつものフードもまるきり食べない事もあり
なんとかなだめすかして1日分のカロリーを
摂取出来るようにしています
昨日今日はささみをチンしてあげた所かなり食べて
くれたのでホッとしました^^

今はとにかく体重、体力を戻す事が先決なので
食べそうな物は試してみようと思います

先生から抗生剤に利尿作用があるので多分帰ってから
粗相が多いと思いますと言われていました
退院した日と翌日は夜中排泄した時にシートを替え
たので失敗はなかったのですがその翌日あたりから
日中も粗相する事が増えました

詩音が退院したのがちょうどボスのお休みに入る頃
だったので手伝ってもらえましたがお休みも終わり
一人で詩音の薬(5種類)や食餌、掃除。
家事&義父の介護は腰痛持ちの私にはきつい為
夜の付き添いは今日から止める予定です
そこで掃除しやすいようにボスがハウスを
リフォームしてくれました

詩音が入院中に一度床をフローリング材にして
その上に新しいタイルマットを敷いたのですが
取り替える度汚すので・・・
IMG_4238.jpg


見えにくいでしょうか^^;
キッチンでよく使うフロアマットをタイルマットの
変わりに敷いて汚してもすぐに掃除出来るようにしました
タイルマットは絨毯なので洗って乾かすのが大変でしたが
キッチンマットなら水をはじくので拭くだけです♪
そして早速しおぽんフロアマットの上にチーッとやって
使い心地を試していましたorz
夜は2回ほどするのでシートをこの上に敷けばなんとか
なりそうです^^
IMG_4239.jpg

そして肝心の詩音の体調ですが息が荒くなる
事もなく咳も少ないです^^
次の受診日は退院から1週間後なのでその結果が
良い事を願いつつ毎日過ごしています

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記録 [病歴]

2020/8/16(日)



7/23 夜お腹を下す
その後何回か下痢
深夜下痢が止まらず眠れない様子(日付が変わり24日)
夜間病院に電話するが別の患畜対応中で診てもらえず
他の病院も電話してみるが時間がかかる為ダメ元で
かかりつけの病院に明け方時間外の出入り口の
インターフォンを押してみる(本来は受付外の時間)
応対してくれたので診てもらえるよう頼み込む
いつも診てくれる医師だったので安心して診てもらう

抗生剤・下痢止め・吐き気止めを注射してもらい
肺の音も雑音はなかったが呼吸が気になると言われ
朝まだ呼吸がおかしければ連れて来るように言われる

朝呼吸が変わらなかったので朝一で再診してもらう
コロナの影響で来院は1名と言われたのでボスに任せ
車で待機 しばらくすると電話で呼ばれ2人一緒に
説明を受ける

聴診器では雑音はなかったがレントゲンの結果雑音が
するレベルではない肺炎に至っており危険な状態と言われる

この時から8/6まで常に連絡が取れる状態にしておくように
言われ夜もいつ呼び出しがかかるかと緊張する毎日
詩音は酸素室に入れられる
PCR検査、細菌検査に出す
7/25 食餌がとれない為栄養輸液を行う
(輸液はリスクを伴う為何度も出来ないと言われる)

7/26 レントゲンで少し肺炎の部分が黒くなり餌も少しだけ
口にしPCR検査の結果ウィルス性でないとわかるが血液検査の
結果タンパク質が低い
記録はないがこの日の検査で炎症も白血球も少し下がっていた
少し希望を持ったが医師は危険な状態に変わりはないと言う

7/27 眠れず食餌がとれない。不整脈がひどく危険

7/28 眠れず食餌とれず。心電図は朝から調子よし
呼吸はずっと荒い。痛み止めを入れる

7/29 午前中医師との会話でレントゲンの結果が悪く白血球の
数値が高く血糖値も低い敗血症を起こしている。
出来る治療はしているがよくならない
抗炎症剤は今日までが使用期間
CTを撮る事も出来るが麻酔に耐えられるかまた耐えたとして
有効な治療が出来るかは難しい ただ原因がわかるかもしれない
細菌の検査結果に時間がかかっている、結果が出ても敗血症を
起こしているので治療は難しい。暗に安楽死を視野にと
言われている気がしてこちらから口にするが否定されず
「今はその選択をする人も多い」と言われる
ボスも午後休みを取り医師から説明を受けた上でCTを撮る事に
麻酔から覚める時が1番危険な為覚悟をして欲しいと言われ2人
で付き添う
なんとか覚醒してくれる。少し2人で撫でながら声をかける
その際医師が管に溜まった膿を見つけ費用はかかるが
検査すれば治療に役立てるかもしれないと言い検査をお願いする

7/30 CTを撮った直後の呼吸は弱々しくかなり危険に見えたが
この日呼吸は荒くなっていた。ただ昨日より悪い状態 危険を
冒してCT検査をしたので攻めの治療をするしかないと言われ
使用期間の5日を超えて抗炎症剤を使用する事に
検査の際に管に着いていた膿を病院でも簡易検査をしてくれ
抗生剤を変える

7/31 正確な記録はないが引き続き危険な状態

8/1 流動食を皿から少し舐めるも右肺にも肺炎がみられる
右肺にも炎症がみられた為かなり危険
検査結果が返ってきた
治療の方向は間違っておらず抗生剤の種類を追加して治療
詩音の体力が保つかが勝負と言われ続けたがやっと
治療に希みが出たように思う

8/2 状態は変わらず流動食を舐める。面会時寝ている

8/3 大きく変わりはないが餌は自分で少し舐めたらしい
面会時少し甘えるような仕草を見せる

8/4 炎症の数値が少し下がり(9→8)レントゲンも少し
黒い部分がみられるが餌を食べない。呼吸が少し落ち着いたので
酸素室の扉を開けて貰え少しの間撫でる事が出来た
栄養が足りないので強制給餌の量を増やす
7/26に一度炎症が下がったものの悪化したので過度の期待は
せずに次回の検査でも下がる事を祈る

8/5 詩音の様子は変わらずだが点滴は外され強制給餌も
固形フードに変更。レントゲンは少し良いけれど7/26よりは
まだ悪い状態。血糖値は81で落ち着いている
1番低かった時の血糖値は27
この日はまだ安心は出来なかったが今までよりは少し気持ちが
楽になった気がする

8/6 毎日午前に1回午後はボスと2人で面会に行っていたが
初めて午前の面会に行かず午後ボスと面会に行く
担当医から「一山越えたようです」と言われ安堵する
点滴を外しても血糖値が下がらず炎症の数値も上がらず
白血球の数値も高いが少し下がる
禁酒していたボスがこの日少し飲む

8/7 タンパク質血糖値共に下がらず安定
詩音の様子も呼吸も落ち着いていて目に力もあり表情もある
強制給餌を固形に変えた為排泄も固まってきた

8/8 炎症の数値が2.6とグンと下がり白血球はまだ5万と高い
ものの医師が開口1番「いいですね」と言ってくれた
退院の時期の話も出て本当に大丈夫なんだと思った
面会も短時間だが待合室に出してもらい直に触って膝の上に
乗ってきてくれた。こんな元気な姿が見られるとは思わなかった
のでものすごく嬉しい

8/9 8日帰った後にフードを吐いた
レントゲンの結果は少し良い

8/10 炎症の数値は調べずレントゲンはまた少し綺麗に
白血球の数値が3万まで下がる
先生から12日頃また炎症の数値を調べる予定と聞く
回復傾向をとても喜んでくれる
フードはボスの手から数粒食べた

8/11 詩音の様子は変わらず
フードの食いつきが悪いと聞いていたので詩音が好きな
ミルクを持参。その時に明日の数値が問題なければ
退院出来そうだと言われる

8/12 朝病院に電話し予定通り退院できる事を確認
詩音ハウスを綺麗にして午後退院の手続きをしに行く
医師から炎症の数値1.2白血球3万そしてレントゲン
を見せてもらい自宅療養の注意事項と薬の説明を
受け帰路に着く
車庫に入る所でいつものように詩音が吠える
声に力はあまりなかったもののそれでも吠える
気力がある事に少し安心する
しばらくするとハウスで横になり寝始める



最初の頃はぐったりしていて酸素室にいても横隔膜を使って
必死で息をしている様子がたまりませんでした
そして7/29に医師から「打てる手は全て打っているが
良くならない」と言われ私の頭に「安楽死」の文字が
かすめました

宗太郎の時に「安楽死させるか決めてください」と言われ
決断できず苦しませてしまった為にこんなに苦しませるのは
どうなんだろうと思ってしまいました
宗太郎との違いは治療すればもしかすると助かるかもしれない
(宗太郎は例え手術で助かっても延命措置になると言われていました)
という事と苦しい中水を飲み生きる意欲を詩音が見せた事でした
そしてボスが安楽死を選択せずCTを撮ろうと言ってくれた事が
幸いしたと思っています

入院して2週間低血糖で点滴をしていても血糖値があがらず食餌
もできず輸液をしたり水に糖を混ぜたりと本当に手を尽くして
治療して頂きました
検査結果がなかなか出ない中医師の経験で薬を投与して頂き
忙しいなか説明も細かくして頂きました

「医師として個人的感情は言うべきではないのですがそれでも
ここまで頑張っている詩音ちゃんを見ていると頑張ってくれと
思います」と言って詩音に「頑張れ」と言ってくれてほんとに
嬉しく有り難かったです
毎回行く度に詩音に会えるのはこれが最後かもしれないと
覚悟をしながら面会に行っていましたがなんとか退院まで
こぎつけてくれた医師と詩音には感謝しかありません

今回まだ詩音は闘病中ではありますが...
肺炎はとても怖い病気だという事
最後まで諦めてはいけないという事を詩音に教わりました
宗太郎にも奈々にもたくさん教わってきましたが詩音にも
大切な事を教わりました
この子が寿命を全う出来るように頑張りたいと思います

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